古友探しⅡ

古友っていうか駆け出しの頃からのいい仲間がいます。

私よりちょっと兄貴分、私とは性格がまるで違っていて

ひと口でいうとはしっこい、といったらいいのでしょうか、

器用で物覚えも早い。

持ち前の天性の明るさで、人にも好かれお客様や仲間の面倒見もとても良い。

私の唯一の自慢は、釣りについては誰にも負けない歴史と実績を持っているつもりなのですが

この古友にフライフィッシングを教えたがために、いつもホゾを噛むことになってしまいました。

あの頃は景気も良かったのだろう、

忙しい忙しいを連発しながら足繁く川や湖を一緒に飛び回っていたもんでした。

昔の楽しかった記憶がよみがえります。

っと、 風の便りに、その古友は体調を崩し職を離れて里へ戻っているらしいと、、、

*****

さて、なんとか生地駅まではたどり着いた

まずは電話、会いに来ていることを伝えよう、、、

何度かけてもつながらないことが、不安をつならせるのだが

連絡がつかないことには手出しも出来ず、携帯マップをたよりにGO。

ママチャリの内装三段ギアチェンジも快適に

幅広い田舎道をフラフラヨロヨロ、携帯片手にどんどん進みます、

おおよそ目的地に近づいたと思わしき地点付近で

携帯が迷いはじめている、さっき通ったよなあ、

素朴な集落は家々の間に道は縦横に形成されて吐いても

それが、いわゆる道なのか通路なのか、また曲がる角度も

ゆるい二股であったり複雑な十字路であったりして

なかなかポイントが見出せないでいるのだ。

最後の手段、なかなか巡り合わない住民の方との出会いに

とりあえず何かを販売しているような商店に入り、訪ねることにした。

ここでもう一つの難関、明細地図まで持ち出していただき

探してもらってはみたが、どうもここという確証には至らず

もう少し先までいったらまた訪ねて下さいって事におおよそなったみたい、

みたいっていうのは変ですが、土地の方の普通のおしゃべりが

何を言われているのか判断できないのだ。

何となくわかったように聞こえるのであるが、末尾がわからず

何となくモヤっとしただけで、あとはその親切に応えるべく

さも全部わかったように元気に出発することしかありませんでした。

え〜いママよ。あっちで聞き、こっちで聞き、川崎の仲間にその近所の佇まいなど丁寧に聞き、、、、、

着いターーーーーーー!!!!!

表札 あった====

間違いない、

呼び鈴を押す、     また押す。

応答なし、また押す、、、

車で戻った近所のおばさんが、訝しそうな目つきでこちらを見てる、

怪しい者じゃないっちゅうに、、、

「その家は誰もおらんよ、」

え〜〜、『言うなと言われてるが、入院されてる」っと

やっとの思いで横浜から探してきたのに、、、どっと疲労感と虚脱感が襲ってはきたが

いやいやそれも承知で出かけてきたのだ 。

私、「すみませんが、その入院している病院などご存知ありませんか?」

、、、

知っておられた、ご兄弟と本人に多言は無用と口止めをされていたらしい

そこをなんとかお願いして、病院の名前を聞き出し

、、、ただ聞き出しても、そこまで行くすべもない私は。

とりあえずその病院までの地図を描いてもらえないかとしつこくすがってみた、

複雑で書けない、説明できない、、、、

諦めきれなくしつこい私に天の助け

説明できないから車の後を着いておいでっと、

やった〜〜〜〜 着いて行くぞどこまでも、、、ママチャリで????

きつかったなああ、すぐ近くって言ってはいても、遠かった

息は切れるし太ももは張ってくるし、それでも遅れるわけにはいかない

見失うわけにはいかないのです。

でも完走したさ、へとへとになって、一度も転ばず。

いくつかの偶然と、幾つもの親切に心を打たれながら

ひょっとしたらやばいことになってしまっているんじゃないかと思ったりしながら

気を揉んでいた仲間の顔を見ることができた。

もう俺の年回りになるとどうしようもないよね、他にも二人のがん患者がいたりして、、、

この古友も会うことが叶わないことになってはいないかと気が滅入ってはいましたが

良かった、かなりよれてはいたけれど、だんだんと目の色が戻ってきたことを確認できました。

たまたま見ていたテレビ番組に、さんまさんの娘「いまる」さんが出演してて

名前の由来、生きてるだけで丸儲け、で い ま る ですと。

どんなに聡明でもお金があっても健康がなければ、、、

命がなければ、、、、

一駅半ほどの距離を、ママチャリで追っかけられた自分の体力と

諦めずに見つけ出した幸運を富山の土産にすることができました。

また来るからね、釣竿担いで、、、、。

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花が好き!人が好き!そして釣りが好き! 花の命は短くて、その短い命に思いを込めてお客様の心を伝えます。 桂 歌丸師匠(イメージキャラクター)と「粋な下町」のキャッチコピーで親しまれている 庶民の町 横浜橋通り商店街中央。お客様の笑顔がお花で飾れることを楽しみとして お花と取り組んでいます。 jy873@fine.ocn.ne.jp

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